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☆作品について物故巨匠大歳敏秋先生の原画を入手いたしました、しかも昭和17年作です。芸術性が果てしないね。痺れる。☆大歳敏秋明治39年（1906）三原郡志知村飯山寺の天羽家の次男に生まれる。大正2年 （1913）三原郡志知尋常小学校へ入学する。大正8年 （1919）同校を卒業し兵庫県立洲本中学校へ入学する。大正13年（1924）同校を卒業する。大正14年（1925）三原郡市尋常高等小学校の代用教員となる。大正15年（1926）退職し大阪の天王寺師範学校本科第二部へ入学する。昭和2年 （1927）大阪の豊能郡克明第二尋常小学校の教員（訓導）となる。大歳よし江と結婚する。昭和3年 （1928）兵庫県へ出向し、洲本第三尋常高等小学校の教員となる。昭和6年 （1931）東京の本郷洋画研究所へ入所する。昭和8年 （1933）同研究所を修了する。昭和10年（1935）東光会に入選する。以後毎年入選し、会友・会員・委員へと進む。昭和15年（1940）和歌山県へ出向し伊都中学校・笠田高等女学校の教員となる。昭和22年（1947）日展（日本美術展覧会）に入選（淡路人形）し、以後毎年入選する。兵庫県立洲本中学校の教員となる。昭和23年（1948）兵庫県立洲本高等学校の教員となる。昭和32年（1957）日展で「深雪姫」が岡田賞を受賞し、洲本にアトリエを開設する。昭和33年（1958）日展無鑑査、東光会審査員となる。昭和36年（1961）日展で「操と相模」が特選となる。昭和38年（1963）日展委嘱となる。昭和40年（1965）兵庫県立洲本高等学校を退職する。昭和42年（1967）大阪の阪急百貨店で個展を開催する。昭和50年（1975）「初花姫」が読売新聞社賞を受賞する。昭和51年（1976）日展会友となる。昭和52年（1977）半どんの賞を受賞する。昭和56年（1981）ヨーロッパへ取材旅行をする。洲本でローマ・パリの風景画展を開催する。昭和62年（1987）神戸市舞子でアトリエを開設する。平成5年 （1993）永眠する。平成6年 （1994）遺族より作品多数が洲本市へ寄贈される。