図柄表:ナポレオン2世幼児像図柄裏:ナポレオン2世を抱く皇妃マリー=ルイーズ発行地:フランス帝国発行年:1810年彫刻師:Dominique-Vivant Denon, Jean-Bertrand Andrieu, Julien Marie Jouannin銘文表:NAPOLEON FRANÇOIS JOSEPH CHARLES ROI DE ROME銘文裏:NAISSANCE DU ROI DE ROME. MDCCCXI額 面:メダル材 質:青銅直 径:41 mm重 量:31.9 g分 類:Bramsen-1099備 考:マリー=ルイーズとの結婚記念®️ナポレオン2世が描かれた貨幣とメダルは稀少。フランス帝国で1811年に発行された青銅メダル。ナポレオン2世の誕生を記念して発行された。ナポレオン2世の乳児肖像、ナポレオン2世を抱く母マリー=ルイーズが描かれている。ナポレオン2世は、誕生と同時にローマ王の称号を与えられた。本作の銘文の中にも彼に与えられたローマ王の称号が確認できる。ナポレオン2世は難産で、当初は死産したと思われた。だが、出産に立ち会ったモンテスキュー伯爵夫人が優しく叩くと奇跡的に産声を上げた。待望の男児の誕生にナポレオンは歓喜したが、ナポレオン2世は若くして他界。また、母とは数えるほどしか会うことができず、寂しさを抱える不遇な幼少期を送った。